NOOBS

Raspberry PiへのOSインストールは、以前はダウンロードしたRAWイメージをSDカードに書き込む方式しか選択肢が無く、書き込むドライブを間違えると悲惨なことになるので注意が必要だったのだが、新しくリリースされているNOOBS(New Out of Box Software)はSDカードにダウンロードしたファイルをコピーするだけでRaspberry Piで起動する状態になる。

最初から複数のOSコアイメージが含まれていて、NOOBSで起動後にインストールしたいOSを選択すると、自動的にネットワークから必要なファイルをダウンロードしてインストールが完了するようになっているから、誤ってPCのHDDを破壊する危険性が少なく、OSの初期化や切換も簡単にできるようになっている。

と良いことずくめのように思えるのだが、実際に試してみると上手く行かなかった。

公式ページからNOOBS (offline and network install)をダウンロードして、SDカードのフォーマットツールで初期化した4GBのSDカードに展開。出来上がったSDカードをRaspberry Piに差して起動すると、FATの調整を行っています等のメッセージが表示されたあと、インストールするOSの選択画面が表示される。

しかし、ここでRaspbianを選択しても「Install」のボタンが有効にならない。「Edit Config」「Exit」も同様で、選択できるのは「Online help」のみという状態。

Raspbian以外のOSを選択した場合はちゃんとInstallボタンが有効になるのだが、SDカードのフォーマットからやり直してもこの状態は変わらなかった。

OSのコアイメージが含まれていないNOOBS Lite (network install only)で試してみると、この場合はRaspbianのインストールボタンが有効になり、正しくインストールが完了できた。

NOOBS Liteの場合はインストール時にすべてダウンロードしてくる事になるが、先にダウンロードするか後にダウンロードするかの違いだけなので、Raspbianしかインストールしないのであれば他のOSイメージが含まれているNOOBSを使用するよりも早いかも知れない。

公式フォーラムには一部のSDカードでうまくインストールできない不具合の話があり、SDカードの相性問題という可能性もあるので、別なカードを用意して試してみる予定。

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